高齢者がストレッチをするメリットとは?
年をとると、筋力や心肺機能が低下し、関節の可動域が狭くなります。すると、できる行動が少なくなっていくことで身の回りのことをするのがおっくうになり、状態はさらに悪化してしまいます。
このような状態が続くと日常生活の動作がどんどんできなくなっていき、寝たきりや転倒・骨折のリスクが高まってしまいます。
こうした「身体機能の低下」を防ぐために重要になってくるのが定期的な運動です。運動は関節機能の改善、筋力の増強、体力の向上など、身体面に様々な効果をもたらします。
中でもストレッチは気軽にできますし、以下のようなメリットもあるのでおすすめです。
・萎縮して固くなっている筋肉の柔軟性を高めてくれる
・継続して行うことで筋肉の柔軟性を保ち、運動がスムーズにできるようになる
・心拍数や血流量を高める
・関節可動域を広げることで、ケガを予防できる
毎日ストレッチをすることで、日常生活の動作がスムーズになって過ごしやすくなりますし、運動や歩行中のケガのリスクも低減し、スポーツのパフォーマンスも上がります。